【室蘭市】「野生のアザラシが見れる室蘭八景の『トッカリショ』ってどんなところ?」
広い海を見渡し地球の丸さを体感できる『地球岬』や、夜景スポットとして話題の『白鳥大橋』が室蘭の主な見所となっていますが、今回は野生のアザラシに遭遇できるスポットとして人気の「トッカリショ」について紹介していきます。
北海道民でも聞いたことない人がほとんどの穴場的なスポットですが、野生のアザラシが観察できる他、室蘭市の選定する『室蘭八景』に登録されているほか国の名称「ピリカノカ」の一部に指定されているなどまさに知る人ぞ知るオススメのスポットなっています!
地球岬からも近いので地球岬に行ったついでに立ち寄りやすいのもオススメポイントとなります。
※「ピリカノカ」とはアイヌ語で「美しい形」を意味します。トッカリショの他にも襟裳岬や地球岬も国指定の名勝として指定されています。
『トッカリショ』へのアクセス
トッカリショへはJR母恋駅からのアクセスがオススメとなっています!
母恋駅からのアクセスは徒歩で約30分、車で15分程度となります。
※母恋駅周辺にはレンタカーの貸し出しを行っているお店はないため、レンタカーを借りて行く場合は「東室蘭駅」で降りて、レンタカーを借りて向かうようにしましょう。
ちなみに東室蘭からレンタカーで向かう場合の所要時間は約25分となります。
「トッカリショ」と「地球岬」間は車で約5分なのでセットで行くのがオススメ!
高さ100mの絶壁から海の青と自然の緑の黄金比率が楽しめる
トッカリショの見所はなんといっても緑と青の北海道らしさを感じるコントラストでしょう。
角度にもよりますが、上記写真のような3対7の比率はちょうど地球における海と陸の割合に一致し、地球の縮図とも言えるような絶景が楽しめます。
「トッカリショ」の語源はアイヌ語でアザラシの岩を意味する「トカル・イショ」からきています。
昔は多くのアザラシが近辺に集まっていたそうですが、現在は地球環境の変化から大幅に減少しました。
▲ドローンで撮影された「トッカリショ」の様子
トッカリショで野生のアザラシを見るなら冬がオススメ
室蘭で見られる野生のアザラシは『ゴマフアザラシ』や『ゼニガタアザラシ』などが中心となります。
夏場よりも冬場の方が観測しやすいようです。
「ゼニガタアザラシ」に関しては北海道を繁殖地しているので、比較的遭遇率が高くなっています。
野生のアザラシを見てみたい方は夏ではなく冬のトッカリショを訪れてみてはいかがでしょうか。
トッカリショに限らずですが、北海道の冬はかなり冷え込む上、岬などは特に冷たい風が吹き付けるため、万全の防寒着を準備をした上で行くことをオススメいたします。
『#トッカリショ』のみんなの投稿
室蘭の大秘境、洞窟への行き方!
イタンキ浜からトッカリショ方面に海岸線をずっと歩きます、写真のところは潮がけっこう引いていないと行くのが難しいです。
いつでも行けるところではないですが、週末10日、11日がチャンス!10日なら8~12時、11日なら8時~13時くらいがねらい目です。 pic.twitter.com/Gtj39sVdBb— 「室蘭工場夜景+α展」@氷筍写真家・チャーメン部広報担当・JB64 (@muroranyakei) July 6, 2021
絶景自慢聞いてください、これは室蘭のトッカリショというところなんですが、身体が吹き飛びそうになる程の強風の中やっとの思いでたどり着いたら、風で海面がしぶいて虹が現れました。 pic.twitter.com/aOVyza9BJA
— 蟻(危機意識) (@kikiishiki) August 8, 2020
まとめ
室蘭の人気観光名所『地球岬』からも近く、立ち寄りやすい「トッカリショ」。
野生のアザラシの観測地としても有名で、特に冬の目撃率が高くなっています。
最寄りの母恋駅にはレンタカーのお店がないため、レンタカーで向かう場合は東室蘭駅からのアクセスが最短ルートとなります。
今度の休日はドライブがてら室蘭を訪れてみてはいかがでしょうか?