【釧路市】「運が良ければ特別天然記念物『阿寒湖マリモ』に会えるかも?」
阿寒湖は釧路にある湖です。この一帯が阿寒摩周国立公園として保護されています。
阿寒湖は特別天然記念物のマリモや、ベニザケが湖沼に残って棲みついた種のヒメマスが住んでいます。
ここ阿寒湖ではワカサギ釣り、スケート、スノーモービル、冬は阿寒湖氷上フェスティバルなどのレジャーも楽しめます。
貴重な生物と雄大な大自然!特別天然記念物マリモも生息
森や湖、火山、カルデラと様々な自然で満たされたこのランドスケープは様々な生命が溢れており、世界的にも有名なマリモの生息地、ヒメマスの原産湖としても知られています。
阿寒に降った雨は山み染み渡り、その栄養たっぷりの水は湖に注ぎ込んでマリモやその他様々な生物達の餌になります。
阿寒湖は温泉も人気!火山活動も活発
湖畔ではボッケと呼ばれる泥火山が噴出して、硫黄匂いが周囲に漂っています。
「ボッケ」とはアイヌ語で「煮え立つ」という意味です。
阿寒の湖沼を産んだのは大昔の火山活動です。
阿寒湖の周辺にはアイヌ語で「男山」を意味する「ピンネシリ(雄阿寒岳)」、「女山」を意味する「マチネシリ(雌阿寒岳)」があります。
この二つの山は古くからアイヌの間で伝説として語られてきた山でもあります。
お土産の購入やアイヌ文化を体験できるアイヌコタン
阿寒湖の温泉街には約36戸、120人程度の規模のアイヌの集落、アイヌコタンがあります。
ここで作られる民芸品は訪れる人を楽しませてきました。
一流作家の精密な木彫作品は世界からも高い評価を得ています。
アイヌの伝統舞踊
伝統のアイヌ古式舞踊は、アイヌの生活の中での歌や踊りです。アイヌ達は自分たちで楽しんでいるだけでなく、この古式舞踊はカムイに祈りを捧げるものでもありました。
アイヌの踊りには鳥や狩り、遊びなどを題材としています。
踊りの種類も単なる神への祈りから、安全な漁を祈願するもの、悪霊を追い払うもの、労働する様子を表したものなど様々です。
▲コタンの守神シマフクロウ(コタンコロカムイ)、ヒグマ(キムンカムイ)など阿寒の生物達は古くから神として祀られてきました。
イオマンテの火祭り
神と人と祈りの物語です。長老が手を広げて天に向かって平和と安寧を祈るところから始まります。
独特の歌で繰り広げられる踊りは荘厳で見ると神秘的な気持ちになります。
アイヌの伝統楽器ムックリと平べったいギターのような弦楽器・トンコリで奏でられる音楽は、聴いていると心が浄化されるような気分になります。
『#阿寒湖』みんなの投稿
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— ゆかり@ニャンまげライダー (@yukari_1111_dec) July 21, 2021
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— 阿寒ネイチャーセンター@アウトドアガイド (@Akan_Nature) July 24, 2021