【根室市】「根室十景、北海道三大秘岬の一つ」
落石岬(おちいしみさき)は根室市にある岬で根室十景の一つです。名前の由来はアイヌ語で「山の尾根のくぼみ」を意味する「オク・チシ」から。室蘭の「チキウ岬(地球岬)」、増毛町の「雄冬岬」と共に、『北海道三大秘岬』の一つとされていますが、現在のアクセスのしにくさで言ったら、駐車場に車を停めてから約30分歩かないといけないここが一番秘境的な場所であると言えます。高さ40mの絶壁の上の灯台、緑の絨毯にも見える湿地、まるで北欧の様な景観から人気があります。
落石岬のアクセス・行き方
落石岬の最寄り駅はJR根室本線の「落石駅」です。落石駅から落石岬駐車場までは車で11分(北海道道1123号線の終点)、駐車場から岬までは徒歩で約30分程です。駐車場からの往復で1時間以上かかるため、落石岬は時間のある時に行く事をオススメします。
日本ではここだけ!サカイツツジの自生地としても知られる
「氷河期の生き残り」と呼ばれ、日本国内ではここ落石岬でのみ確認されている「サカイツツジ」。1933年に初めて日本で確認され、国の天然記念物に指定された。日本とソ連(現ロシア)の国境であるサハリン(樺太)や四島で繁栄していたことから、「サカイ」の名前が付けられたそうです。例年5月中旬頃に開花し、見頃を迎えます。
日本最初の国際無線通信地としても知られる
明治41年北海道最初の無線局が落石岬に設置されました。大正4年には、カムチャッカ半島のペトロパブロフスクの無線局と日本初の国際無線通信を開始。その後も昭和6年にアメリカのリンドバーグ大佐の太平洋横断飛行との通信に活躍し、話題となりました。昭和41年に札幌中央電報局に統合されたことにより、廃局となりましたが、基地跡は現在も残っています。
『#落石岬』みんなの投稿
昭和時代に設定された北海道三大秘岬は、「地球岬」・「雄冬岬」・「落石岬」。
そのうち今でも秘境感が漂うのは、落石岬だけだろう。
ここ、すっごいから。
延々歩いて、密林を突き抜けて、どこまでも広がる草原。
この感動は、実際行かないとわからないかもしれない。#落石岬#北海道三大秘岬 pic.twitter.com/bLbs3tEY9u— 旅人YAMA@日本分割6周目 (@yama31183) July 20, 2021
海見てたら後ろからキツネ来た。立ち上がったら逃げちゃったけど尻尾立ててるの可愛かった。#落石岬 #キツネ #灯台 pic.twitter.com/nYDLMyMoEM
— Stendrova (@stendrova) March 20, 2021