【鹿追町】「北海道で一番標高が高い場所にある天然湖。トレッキングをはじめとした様々なレジャー体験も」
然別湖は鹿部町北部と上士幌南西部にまたがって広がる大雪山国立公園内にある湖です。
然別火山群の山に囲まれており、この火山の一つの西ヌプカウシヌプリと東ヌプカウシヌプリの溶岩ドームが成長していくと、ヤンベツ川という川が堰き止められました。
こうして形成されたのが然別湖です。
標高810mに位置するこの湖は北海道の湖としては最も高い位置にあります。
湖には「弁天島」という小さな島があり、そこには小さな鳥居も立っています。
ここでしか見られない生物
この然別湖にはここでしか見られないオショロコマの亜種「ミヤベイワナ」が生息しています。
他に見られる種としてはニジマス、サクラマス、ワカサギ、ウグイなどです。
湖の周囲はトドマツ、エゾマツ、ダケカンバなどの原生林が生い茂っています。
周囲の化石からは氷河期から生息している「ナキウサギ」、ミサゴ、ミサゴ、オジロワシ、クマゲラ、アオサギなどの珍しい生物が暮らしています。
楽しめる様々なレジャー
然別湖では広い湖面を優雅に渡る「カヌー体験」、
気球に乗って十勝平野を見渡す「熱気球」、
森の中を散策する「トレッキング」、
馬と一緒に散策する「ホーストレッキング」、
冬の大平原を犬と駆け回る「犬ぞり」などを体験できます。
然別湖畔温泉には然別湖ネイチャーセンターという施設があり、一年を通して様々なレジャーを楽しむことができます。
冬季には然別湖上コタンまつりが開かれ、アラスカのイヌイットの人々がアザラシ猟を行うときに移動しながら寝泊りするために使われる「イグルー」という雪の家が作られます。
家の中には氷上露天風呂などが設置され、観光客に人気となっています。
冬にだけ姿を現す幻のお店『コタンアイスバー』
然別湖に冬だけ姿を表すというお店の噂を聞いたことありますか?
そのお店は「然別湖コタン アイスバー」というお店で、店内は全て雪と氷で出来たお店となっています。
飲み物のグラスは通常のグラスの他に+500円で氷製の特性グラスを選ぶ(購入する)こともできます。
氷のグラスで飲むジュースやカクテルは別格!見た目も特別感が出て、楽しいひと時を演出してくれます♪
飲み終わった氷のグラスは持ち帰ることもできます!(氷製なので溶けて無くなっちゃうのが悲しいですが)
氷のグラスを使用する場合は素手だととても冷たいので、手袋を忘れずに!
ちなみに中と外では10度くらいの差があり(いずれもマイナスである事に変わりはありませんが)入った時にほんのり暖かさすら感じます。
『#然別湖』みんなの投稿
エゾナキウサギ
鳴きま〜す!#然別湖#風穴#苔の森#とかち鹿追ジオパーク#カナディアンカヌー#自然散策#深呼吸 pic.twitter.com/tmpOcy6UgZ— しかりべつ湖ネイチャーセンター (@SkyLakeHokkaido) June 23, 2021
然別湖コタンに今年も行けて感謝
今年はグラスが四角かったり、クマさんの隣に座れない(立ってた!)などなど、いつもと違う感じがまた楽しかったです入り口でcocoaの確認があるので、事前に準備しておくとスムーズだと思いました#十勝 #然別湖 #鹿追 pic.twitter.com/IaJMn3hFzk
— おかめ (@okame_0515) February 7, 2021
先週末は #然別湖 でキャンプ
お天気にも恵まれて夜は満点の星
カメラで上手く撮れなかったのが残念
それ以外は最高の #キャンプ でした#北海道#国設然別湖北岸野営場 pic.twitter.com/ehwRcxRaGN
— えみな (@mie_k_1012) August 18, 2020
まとめ
大雪山系の山々の中にある然別湖は自然の魅力がいっぱいに溢れる湖で、オショロコマの亜種である「ミヤベイワナ」を筆頭に多くの野生動物も生息しています。
北海道の中で一番標高の高いところにあるだけあって年中空気が澄んでいておいしいです。
また、年中通して様々なレジャー体験ができるのも魅力的で、「北海道の大自然を体感できるレジャー体験がしたい」といった方にはオススメのスポットとなっています。