【増毛町】「創業から約150年間北海道民に愛され続ける日本最北端の酒蔵」
国稀酒造(くにまれしゅぞう)は増毛町にある1882年(明治15年)創業の老舗の酒蔵です。増毛より北には酒蔵がないことから「日本最北端の酒蔵」としても知られます。ここで製造される日本酒の95パーセントは北海道内で消費されており、その数字から道民からの愛されぶりがみえます。この記事ではそんな増毛町の国稀酒造について紹介していきます。
国稀酒造のアクセス・行き方
国稀酒造は比較的増毛町の中心地に位置しているため、迷わずアクセスしやすいです。札幌から車で向かう場合は一度石狩市方面に抜け、国道231号線の海沿いをずっと北上していくと左側に見えてきます。札幌中心地から約2時間10分で行けます。
店頭ではお土産などの販売も!
入り口すぐのところにはここでしか買えない国稀の限定商品が多数販売されています。Tシャツや前掛けなどのオリジナルグッズのほか、酒で作った洗顔用石鹸など数百円から購入できるものも多数あり、お土産を買うのにもオススメです◎
▲ 一升瓶を片手に持った顔面マスクのエゾヒグマがお出迎えしてくれます(笑)
元々は酒蔵じゃなくて呉服店だった!?国稀の歴史について紹介!
今でこそ「日本最北端の酒蔵」として知られる国稀酒造ですが、元々は着物などを扱う呉服店(ごふくてん)だったのは、あまり知られていないのではないでしょうか?
明治15年に「丸一本間」を名乗り、呉服店のほかに海運業やニシン漁にも手を広げ、その際に醸造業も始めました。
当時北海道で飲まれていた日本酒はほとんどが本州からの移入酒で値段も決して安くはありませんでした。
創業から20年間は、「丸一本間」の名で酒の製造をしていましたが、ニシン豊漁による好景気が続き、酒の需要が増え続け、当時の設備では製造が追いつかなくなったことから、明治35年に現在の場所に移設し、「丸一本間合名会社酒造部」から「国稀酒造株式会社」に店名を変え、酒蔵として新たなスタートを切り出しました。
試飲で好みのお酒に出会おう!
お土産売り場抜けて、奥に進んでいくと試飲コーナーに辿り着きます!ここでは看板商品でもある「国稀」のほか、「千石場所」や「にごり酒」といった国稀酒造の主力商品が並び、どれでも試飲することができます!
更にその横には誰でも気軽に利用できる水汲み場が設置されています。この水はお酒を作る際にも使用されるもので「仕込み水」と呼ばれています。このお水は増毛のシンボル的な山である「暑寒別岳(しょかんべつだけ)」から長い年月をかけて流れてくる伏流水で、地下で濾過されたお水は夏場でもひんやりと冷たいのが特徴です。
更にその奥には・・・
酒が寝かせられてるタンクがいくつもあります!
『#国稀酒造』みんなの投稿
創業100年を超える、
増毛町にある国稀酒造さんです。趣ある建物に歴史を感じます。
お酒が、ほとんど飲めない私ですが建物や歴史を知るのは楽しいですね。お土産は鮭クッションかなぁ#国稀酒造 #増毛町 #パチンコビクトリア pic.twitter.com/7hzRmo3hc2
— びっきー営業部長/P&Sビクトリア (@O6Kei) October 11, 2020
沿岸バスでとりあえず増毛へ
日本最北の酒蔵国稀酒造さんへ
試飲もたくさんあります!!
店員さんがどんどん入れてくれました
梅酒や焼酎もありました
酒飲みには最高
ぜひお越しください!#国稀酒造 #沿岸バス #萌えっ子フリーきっぷ pic.twitter.com/162SlPWaDd— 旅鉄ぴ~た~。 (@y9W5XGSAeDVs7XW) March 14, 2020