【札幌市中央区】「150年以上の歴史がある北海道内最古で最大級の商店街!」
札幌の中心地「JR札幌駅」と「ススキノ」の中間地点にある大型のアーケード商店街。
明治6年(1873年)から営業を続ける北海道内では最古で最大級の商店街。
約1kmの区間が7ブロックに分かれ、飲食店やお土産屋など様々な施設がひしめいています。
この記事ではそんな狸小路商店街の歴史やみどころについて紹介していきます!
狸小路商店街のアクセス・行き方
狸小路商店街の最寄り駅は地下鉄南北線の「すすきの駅」です。駅から徒歩2分ほど。
JR札幌駅からも徒歩圏内ではあるので、散策がてら駅から歩いてきてもいいかもしれませんね♪
地域密着で150年以上の歴史がある市民の商店街!名前の由来や歴史について
狸小路の歴史は今から150年以上昔の明治時代まで遡ります。
明治2年、明治政府が「北海道開拓使」を札幌に置いた頃、現在の狸小路2丁目、3丁目あたりに商家や飲食店が立ち並び始めたのがルーツとされています。それから4年後の明治6年頃にはすでにその一角を「狸小路」と呼ぶようになっていました。
歴史があり、道内でも最大規模の狸小路ですが、名前の由来は実はよくわってなく、諸説あります。
「この周辺でかつて売春婦が言葉巧みに男を誘っていたのをタヌキになぞって」という説や、「周辺にタヌキが生息していたから」などの説が一般的。
アーケードが設置されたのは1958年に3丁目に設置されたものが最初で、その後、1960年までには狸小路1丁目〜7丁目全てが屋根付きとなりました。
初期は各丁目ごとにデザインが異なり、個性を競い合ってましたが、1982年に統一され、現在の姿になりました。
狸小路商店街の名物!?現金つかみどりとは?
狸小路商店街では年に2回抽選で選ばれた一般市民が参加することができる、現金のつかみどり大会が開催される!
この催しの歴史も古く、1949年にはすでに行われていたようです。
30秒以内という制限時間があります。過去最高はファイターズの選手で105枚にも及ぶ。
現在は千円札で行われていますが、過去には1万円札で行われたこともあったとか。
商売繁盛や良縁に♪珍しいタヌキの神社”本陣狸大明神社”でお参りしよう
狸小路100周年を記念して建設された本陣狸大明神社(ほんじんたぬきみょうじんじんじゃ)はかつて4丁目にありましたが、現在は5丁目に移転されています。愛称は「たぬき神社」。日本ハムファイターズの選手やマスコットキャラクターも毎年3月中旬頃に優勝祈願をしに、この神社を利用することでも知られています。
祈願の方法によってご利益が変わるようで、
1,頭に手を触れると学業が上達する。
2,目と鼻をさすることによって、合格・当選・就職が決定する。
3,肩から胸へさすると恋愛が成立し、良い縁をさずかる。
4,太鼓腹をなでると安産になり、育児もうまくいく。
5,通帳に触ると、人からの信用や名声を得ることができる。
6,杖をこすれば、災難を避けることができ、交通安全や幸運を招く。
7,前へ金をたたくと、金運を授かり商売繁盛になる。
8,しっぽを抑えることで回春(若返り)効果がある。
とのこと。おみくじも一回20円で引くことができるので、狸小路に行ったら「たぬき神社」に寄り道してみてはいかがでしょうか?
『#狸小路』みんなの投稿
今夜は狸小路の「クールビアクラフト」さんに行ってみました
思っていたより小さなお店でしたが、落ち着いた雰囲気で良かったです
おまかせ6種盛りと燻製10種盛り(写真4)を頼んだら、予想以上のボリューム!
どれも美味しかったです#札幌 #狸小路 #クラフトビール #ビール #クールビアクラフト pic.twitter.com/URZ6R0tWUm
— ishikari_smart♂ (@IshikariS) December 19, 2021
大雪の翌朝。キラキラした気持ちの良い朝でした。#札幌市電 #路面電車 #狸小路 #すすきの #札幌 #北海道 #ricoh #ricohgr #gr #GRIIIx #GR3x pic.twitter.com/s79rDBPaJf
— イラストレーター鈴木周作 (@Suzuki_Syusaku) December 18, 2021