【小樽市】「親しみやすいママが営む小さな居酒屋さん弐弐(ふたつ)!自家製餃子がうまい!コスパ良き!」
居酒屋弐弐(ふたつ)は港町小樽で2022年8月にオープンした小さなお店。元々スナックのママさんだった方が営んでいるということもあり、料理はもちろんのこと、ママとの会話も楽しめるローカルなお店。一階は10席ほどの小さなカウンタースペースでアットホームな古き良き空間を演出。二階には〜20名ほど収容可能なスペースがあり、4〜5人の団体客はもちろん、大人数の宴会もできます。この記事ではそんな居酒屋弐弐さんに実際に行ってみた感想をもとに魅力を紹介していきます!
居酒屋弐弐のアクセス・行き方
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居酒屋弐弐の最寄り駅はJR函館本線の小樽駅。小樽駅から国道5号線を札幌方面に10分ほど歩いたところにある小樽の飲み屋街「花園」にお店を構えています。小樽駅から花園までは歩いて行くことができますが、バスも出ているため、寒い冬などはバスを使って行くのも一つの手。
最寄りのバス停は「花園公園通」で、小樽駅からバスを使って3分ほどで行けますよ。「花園公園通」のバス停を降りたら小樽駅方面に少し戻り花園十字街(角のauが目印)を右折するとauの並び沿いにあります。バス停から徒歩で2分くらい。
実際に行ってみた!
▲本日のメニュー
北海道が寒さのピークを迎える1月某日。実際に弐弐さんにお邪魔させていただきました。開店間も無くの来店でしたが、店内に入ると中はヌックヌク。生き返った〜。
きっと暑い夏もいい感じに涼しい空間を提供してくれていることに違いないだろう。今日のメニューは写真の黒板の通り。ママにオススメを聞くと生つくねとザンギ(※北海道でから揚げの事)が人気とのこと。メニュー以外にもお店にある食材で色々提供してくれるらしい。だし巻き卵のようなツマミからナポリタンのようなお食事系。さらには冬は大人数向けの鍋まで用意してくれるそうな。
とりあえず本日はメニューにあるもので一通り注文してみる。

ちなみにドリンクメニューはこんな感じ!基本的に安い。
コスパ最強すぎ!!もしかしてコスパ小樽一なんじゃないの!?
▲ザンギ しょうゆ味(700円)
まず来たのがこちらのザンギ。ゲンコツサイズのザンギが4個ドドドドン!!ボリュームやばすぎ。笑
物価上昇が続く昨今でこのサイズのザンギを700円で提供して採算が取れるのだろうか・・。
前文でも触れたが、ザンギとは北海道弁でから揚げの事。元々中国語で鳥の唐揚げを表す「ザーギー」に運がつくようにと「ン」を組み合わせたのが語源だとか。(※諸説あり)
うんちくを垂れるのはこの辺していざ実食!一個を一口で頬張るのは難しい。2~3人でちょうどいいサイズ感。カリッと揚がった衣にジューシーな肉!ほんのり香るショウガの香りがたまらん!これはビールが進むぞ。次回はにんにく風味の塩ザンギも頼んでみたいと思う。
そうこうしているうちに次の逸品が到着。

▲生つくね(500円)
こちらはママのもう一つのオススメ「生つくね」。これもボリュームMAX!!生の肉からこねて作った自家製ということで、間違いない味。少し強みの塩味とつくね専用の甘いソースが絡み合うハーモニー。言うならばつくねハンバーグのような逸品!これで500円は安すぎるなぁ。
ん?てか今運んでくれた店員めちゃくちゃイケメンだったぞ!ジャニーズか!?ジャニーズもバイトする時代なのか!?
記事執筆用に顔出しNGとのことなので、後ろ姿だけ・・・。
こんなイケメン店員がカウンター越しで接客してくれるなんて、小樽マダムも通い詰めてるに違いないだろう。気になる人はぜひ来店してそのご尊顔を拝んでみてほしい。
少々逸脱したが、料理の紹介に戻る。個人的に特に気に入ったのがこちら・・・

▲ギョーザ(¥500)
これはね、ニンニク好きの方には是非一度食べてほしい!遠方からでもこれを食べに来る価値あり!筆者が自信を持ってオススメする絶品餃子です。こんがり焦げ目がつくように焼かれた薄めの生地、肉汁が滴るジューシーな餡、ガツンと効いたニンニクがとにかくたまらん!これはビールが進む!進みまくる!聞けばもちろんギョーザも自家製だそうだ。とりあえずビールももう一杯注文。
やっぱ餃子にはビールだよね〜。ここのギョーザを食べた後はニンニク臭MAXになるので、これから人と会う予定がある人は要注意です(笑)
チェーン店ではない地元のこじんまりとしたお店でも規模が大きいとコストカットや効率重視のため、冷凍食品を使う店も少なくないが、ここはとにかく自家製・手作りにこだわっており、基本的に何を頼んでもオリジナルのものが出てくる。

▲焼き魚(500円〜)
そして最後に来たのが焼き魚。ん?これもしかしてキンキかな?ママに確認してみるとやはりキンキとのこと。
(ええええ!聞いてないぞ!キンキと言ったら今や高級魚の一種!これは2000円くらい取られるのでは・・・確認しなかった筆者も悪いが)
恐る恐るママに値段を聞いてみる。
筆者「お、おいくらですか?(震え声)」
ママ「700円です!」
お〜よかった安心した。ってかキンキが700円って安すぎないか!?聞けば魚は知人の専用ルートから仕入れているため、破格での提供が可能なのだとか。利益の追求よりもみんなに笑顔で美味しく食べてもらってまた来てくれたらそれで良いとのこと。なんていいお店なんだ〜〜〜〜泣
腹一杯になったところでお会計。これだけ満腹なのにお会計は驚愕の税込価格3400円。小樽の夜で困ってる方には全力でオススメしたいと思えるお店でした!!
▲「次回宴会で使いたい」と伝えて見せてもらった2階席はこんな感じでした。出していないテーブルもあるから20名くらいだったら問題なく入れそう。
その他お店からのイチオシ商品

▲豚ザンギ(¥800)
試行錯誤を重ねてやっと納得いくものができたという豚ザンギ。ザクっと歯応えのある衣と生姜が効いた味付けが食欲をそそり白米が欲しくなる逸品。もちろん白米と豚ザンギの注文だけでも大丈夫なので、お酒を飲まない人もぜひ注文してほしい。
▲ホルモン焼き(¥700)
ニラ・もやし・ホルモンを塩胡椒と塩ダレで味付けした王道の間違いないホルモン焼き!もやしのシャキシャキ感とニラの香り、ホルモンの歯応えがナイスマッチです。注文後、目の前の鉄板で焼いてくれるので目も楽しい。ビールとセットで、どうぞ。

▲焼いてるところ
▲アパッチ キーマカレー付(¥700)
アパッチってなに?と聞かれること間違いなしの独特なネーミングのオリジナルメニュー。一言で言うならば「パイ生地のナン」と言ったところ。今までありそうでなかった食感のパイ生地をキーマカレーと一緒に。薄く見えても意外とボリューム感があるので、何人かで言ったときに。

▲アパッチも注文後鉄板で焼いてくれる
▲焼きそば(¥700)
最後に紹介するのは焼きそば。具材はキャベツ、豚肉とシンプルだが、鉄板で提供することによって表面がカリカリに仕上がってる。麺は半世紀以上の歴史を誇り、東洋水産の委託製造なども請け負う苫小牧の老舗「株式会社苫食」の麺を使用。飲んだ後に〆でいただきたい逸品です。
まとめ

今回は小樽の居酒屋弐弐(ふたつ)さんをご紹介させていただきました!とにかくコスパ抜群でママの魅力がたっぷりの楽しいお店でした!余談ですがお店の名前の由来は本業を持つ旦那さんとお昼も働くママさん二人とも”二足のわらじ”だから。それから一番手じゃなくていいから二番手のお店でありたいと言う気持ちからつけられたダブルミーン。テイクアウト可能なのはもちろん、小樽花園界隈で飲んでる場合はお店に出前もしてくれるそうです。(応相談)
なんだか応援したくなる、これからも末永く頑張っていただきたいそんなお店でした!