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【京極町】「富士山に似た姿から『蝦夷富士』の異名を持つ、日本百名山の1つ」

羊蹄山 -蝦夷富士- (YOTEIZAN-EZOFUJI-)
後志エリア(小樽・ニセコ)
最終更新日:2023年6月29日

羊蹄山は真狩市街から車で5分程度のところにあり、駐車場から徒歩5分程度で登山道入り口に着きます。

山名の経緯

羊蹄山は「蝦夷富士」とも呼ばれる1,893mの円錐型の成層火山です。

明治30年には山頂に設置された三角点に「真狩岳」と名付けられた過去もあります。

 

その由来はアイヌ語で「マテネシリ」(アイヌ語で「女山」の意味)であり、

近くの尻別岳は「ピンネシリ」(アイヌ語で「男山」の意味)で対にして「夫婦山」とされています。

 

明治時代にはロシアの南下政策に対抗して、この地を古くから統治しているという意味を込めて

山名を「後方羊蹄(しりべし)」と変更しました。

 

読み方が難しいため、その後に「羊蹄山(ようていざん)」と変更されました。

ちなみに、「蝦夷富士」という名前は、明治38年に倶知安村に蝦夷富士登山会が発足して、登山客を呼ぶためにこの名を広めたそうです。

 

 

たくさんの動植物も魅力の一つ


▲ エゾリス

100種以上の高山植物と130種以上の野鳥が生息しており、登山やレクリエーションスポットとして人気です。
 

山にはキタキツネ、エゾクロテン、エゾリス、エゾシマリス、エゾモモンガ、エゾユキウサギなどの動物達も生息しており、登山途中に出会えるかもしれません。


▲ エゾシマリス


▲ キタキツネ

 

羊蹄山の成り立ち

約5~6万年前に古羊蹄火山が噴火を開始し、小規模な噴火を繰り返して軽石や火山灰、溶岩流を噴出しました。

約4万年前には標高1,700m程度の火山になりましたが、約4~3万年前に新しい羊蹄火山の噴火活動が開始するとその形は崩れてしまいました。

 

その後約7千年の休止期を挟んで、約3.3万年前に新羊蹄火山が活動を開始しました。

最近1万年間は山頂付近での活動が中心となっており、いちばん最新の噴火は約1,000年前に発生したと推定されています。

 

選べる4つの登山コース!

羊蹄山に登るには倶知安コース、真狩コース、京極コース、喜茂別コースなど4つのコースがあるので、

自分の登山レベルによって登るコースを選んでくださいね!

 

倶知安、真狩コースは初心者に最適なコースです。

倶知安コースは半月湖野営場にある比羅夫登山口からスタートします。

真狩コースは当真狩キャンプ場からスタートして、頂上では有珠山や洞爺湖、駒ヶ岳が眺望できるので、最も人気のコースです。

 

 

京極コースは登山道として最も古く、標高1600mに展望台がありとても眺めが綺麗です。

足場が崩れやすいので注意してください。

 

喜茂別コースは沢の崩壊が進んでいるので注意が必要です。

西湖標高点である喜茂別ピークの1898mまで辿ることができます。

正面に尻別岳が望めます。

 

羊蹄山は山頂の火口付近をぐるっと一周する「お鉢巡り」がおすすめ!

山頂にたどり着いたら是非火口を一周して景色の違いを楽しんでください。

 

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詳細情報タイトル

店名
羊蹄山 -蝦夷富士- (YOTEIZAN-EZOFUJI-)
エリア
後志エリア(小樽・ニセコ)
カテゴリ
パワースポット
ジャンル
Array
住所
北海道虻田郡京極町
アクセス
京極中央バス停から車で10分
駐車場
有り
電話番号
0136-42-2111
FAX
0136-42-3155

※営業時間・定休日等はお店の都合により変更される場合がありますので、直接ご確認ください。

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